(3) サラリーマン時代 ~ 数々の挑戦、そして挫折 ~ その3

さて、その後、会社から半額の補助金が出るというので、これはチャンスと、有名な語学学校にも2年ほど通いました。
その後そのスクールが廃校となったので、そこで働いていた外国人講師を、直接受講生グループでお金を出し合って雇い、さらに2年間くらいレッスンを続けました。
週2回、通算で4年間ほど通いました。
でも、これは、小学校のころのレッスンと同じで、まったく役に立ちませんでした。

30才になるころ、新婚旅行で初めて海外(ハワイ)に行き、自分の英語がいかに通じないか、痛感したりもしました。
アイスコーヒーを注文したら、コーラが来るし、バニラアイスを注文したら「バナナはない」と言われたりしました。
老夫婦に写真を撮ってくれと頼まれたのに、逆に私たちを撮ってあげると言われたと勘違いして、“No, thank you” と断って、妻に笑われる始末でした。
(私の妻は高卒ですが、そのときのやりとりは理解しておりました。)

その後もずっと悪戦苦闘は続きます。
睡眠学習とか、α派学習などの、少しいかがわしいものも含めて、ありとあらゆる教材に手を出しました。

「倍速リスニング」が効果ありと聞いては、わざわざ任意の速度で早回し録音のできるソフトウェアを購入して、過去に購入した教材をすべて倍速録音し、ウォークマンに入れて毎日聴いたりしていました。

さて、ここまで来ればおそらく想像できると思いますが、
どれ一つとして効果を感じたものはありませんでした。
何だかんだで、スクールや教材合せて300万円以上は投資したはずです。

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