首相の演説を高校生以下の英語とこき下ろした代議士のツイッターが炎上しましたが、私は、炎上して当然だと思います。
幼稚な反応で、指摘するポイントが違うからです。
多くの人が間違って捉えていますし、実に多くの人が必要以上に神経質になり過ぎています。
いいですか? 英語はたんなるツールでしかありません。
英語が話せるイコール「グローバル人材」ではないのです。
ツールである英語に何を載せて発信するのか、それこそがグローバル人材としての真価となるわけです。
サンプルとして先に挙げた方々は、グローバルリーダーとして尊敬に値する方ばかりです。
私たちには、ネイティブ並みの英語を話す必要性なんて、髪の毛1本ほどもないのです。
ツール(英語)に載せたい持論そのものに自信があるのならば、発音が悪かろうと、カタカナ英語が混じろうと、気にせずに堂々と話せばいいのです。
日本語でもそうですが、自信なさげに俯いて話す人と、堂々と大きな声で胸を張って話す人、どちらの主張が通りやすいでしょうか?
主張する内容が同じだとしても、後者の方が絶対に有利なわけです。
であるのならば、くだらないことでコンプレックスを抱くことこそが、一番避けるべきことではないかと私は思います。