テンプレート手法も、多くの人が提唱しており、巷にはその手の教材が溢れています。
私もCDに録音されたものや、メルマガ教材をいくつか購入しました。
しかしながら、残念なことに、現実は、一所懸命に憶えても、使わないとすぐに忘れてしまうのです。
例え、ネイティブが好んで使うような「小洒落た言い回し」を憶えたとして、それをいつ使うのでしょうか?
「役に立つフレーズ」、「小洒落た言い回し」・・・旅行英会話や、雑談程度の日常英会話なら多少は役に立つかも知れませんが、生きていく上で必要な会話、あるいはビジネスで活用できる会話のレベルで考えると、そのようなフレーズは、全体のせいぜい数パーセントとか、1%にも満たないようなものに過ぎません。
1ヶ月に1度使えるかどうかのレベルです。
わずか数パーセントの小洒落た言い回しを使えたとして、残り90%以上の会話部分で、しっかりと意見交換ができなければ、スマートでもオシャレでも何でもありません。
宣伝文句に踊らされているだけです。
そのようなやり方を提唱している人たちは、まず間違いなく留学生か帰国子女です。
どうやって彼ら彼女らが喋れるようになったと思いますか?
留学とかする前に、たくさんのフレーズを詰め込んでから現地に行って、いきなり喋れたのだ思いますか?
絶対にNOです。
現地の人との多くの会話経験によって、喋れるようになったことに違いありません。