うまくいった方は、次に進んで下さい。
私と同じように、あなたも、記憶力が悪いと悩んでいたとしましょう。
セットアップフレーズは、「私は物覚えが悪いと自分で思っているけれども、大丈夫、まったく問題ない。」、そして、リマインダーは、「物覚えが悪い」としましょう。
先ほどと同じように、(4)~(8)の手順を上のセットアップフレーズとリマインダーに置き換えてやってみて下さい。
根が深い問題の場合は、1度では改善されないと思いますので、何日間か掛けて、何度もやってみて下さい
ポイントは、タッピングする際に、問題に直結する「不快感」を感じたり、イメージしたりしながら行うことです。
物覚えが悪くて実際に困った経験を思い出しながら、行ってみて下さい。
人と話すのが苦手とか、英語力に不安とか、先に挙げたようなストレスを感じる場面の前に、ぜひ、タッピングを試してみて下さい。
あなたがもし、人前でスピーチする機会を控え、緊張するタイプであるのであれば、タッピングを試す絶好の機会です。
英語に限らず。何らかのコンプレックスや悩みを抱えているのであれば、おそらく役に立つと思います。
≪セットアップフレーズの例≫
「英会話が苦手でレッスン中に沈黙することが多いけれども、私は自分自身を深く受け入れます。」
「昔、外人に道を聞かれて答えられず、英語にコンプレックスを持っているけれども、大丈夫、私は乗り越えられる。」
「高校2年のとき、英語のテストで0点を取ったことがあるけれども、私は自分自身を深く受け入れます。」
「英会話に自信が持てず、いつも日本語に訳してからでないと理解できないけれど、大丈夫、私は話せるようになる。」
※できるだけ具体的に苦手感がイメージできる言い方を、ご自身のケースに当てはめて、考えてみて下さい。