(7) 苦手意識を一瞬で吹き飛ばす「タッピング」 その9

うまくいった方は、次に進んで下さい。

私と同じように、あなたも、記憶力が悪いと悩んでいたとしましょう。

セットアップフレーズは、「私は物覚えが悪いと自分で思っているけれども、大丈夫、まったく問題ない。」、そして、リマインダーは、「物覚えが悪い」としましょう。

先ほどと同じように、(4)~(8)の手順を上のセットアップフレーズとリマインダーに置き換えてやってみて下さい。

根が深い問題の場合は、1度では改善されないと思いますので、何日間か掛けて、何度もやってみて下さい

ポイントは、タッピングする際に、問題に直結する「不快感」を感じたり、イメージしたりしながら行うことです。

物覚えが悪くて実際に困った経験を思い出しながら、行ってみて下さい。

人と話すのが苦手とか、英語力に不安とか、先に挙げたようなストレスを感じる場面の前に、ぜひ、タッピングを試してみて下さい。

あなたがもし、人前でスピーチする機会を控え、緊張するタイプであるのであれば、タッピングを試す絶好の機会です。

英語に限らず。何らかのコンプレックスや悩みを抱えているのであれば、おそらく役に立つと思います。

≪セットアップフレーズの例≫

「英会話が苦手でレッスン中に沈黙することが多いけれども、私は自分自身を深く受け入れます。」

「昔、外人に道を聞かれて答えられず、英語にコンプレックスを持っているけれども、大丈夫、私は乗り越えられる。」

「高校2年のとき、英語のテストで0点を取ったことがあるけれども、私は自分自身を深く受け入れます。」

「英会話に自信が持てず、いつも日本語に訳してからでないと理解できないけれど、大丈夫、私は話せるようになる。」

※できるだけ具体的に苦手感がイメージできる言い方を、ご自身のケースに当てはめて、考えてみて下さい。

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