つまり「自分の考え」を頭の中で生成するトレーニングがもっとも重要となります。
ここに王道は存在しません。経験あるのみ
なのです。
つまり、言語習得はスポーツや稽古ごとと同じ類いのものであり、時間を確保し、集中して練習することによってのみ、習得できるものであり、理屈や理論ではないということです。
私のスクールで、50分レッスンを採用しているのもその理由の一つです。
ところが、多くの人は、何をやっていいか分からなくなっています。
学校の授業でさんざんやってきた・・・なのに喋れない・・・じゃあ、今までの勉強がまだ足りなかったのかも知れない・・・もっと徹底的に文法や語彙を強化してみようか・・・
どんどんと「ドツボ」にハマっていきます。
いままで学校で何年もやってきて、およそ1,000時間も掛けたはずなのに、まだ喋れないのであれば、そのやり方を続けてもダメなことは明白なのです。
足りなかったのではなく、意味のない余計なことをやってきただけなのです。
最低でも6年とか8年英語を勉強してきた・・・でも喋れない。
ならばもう6年とか8年やったとしても、マスターできるという確証は誰にもないはずです。
ダメと分かっていることを続けることほど、バカげたことはありません。
ここはきっぱりと、従来のやり方をあきらめる勇気が必要です。