私は、この数年で10ヶ国以上を訪問しましたが、私たちが「当たり前だ」と思っていることが、「当たり前でも何でもない」ということに気づきました。
以下はあくまで私独自の見解ですが、日本が他国に誇れる点を挙げてみました。
- 誰が何と言おうと、日本の製品やサービスの品質レベルや、機能性、取り組み姿勢は「世界ナンバーワン」です。
ガラパゴスと揶揄されますが、日本人の要求レベルが極めて高いからです。効率化のため、「世界統一仕様」を標榜した製品もいくつかありましたが、文化、要求レベルの違いがあるので、しょせん無理な話です。 Made in Japan は依然として憧れの的です。問題は価格差だけです。 ウォークマン、ウォシュレット、炊飯器、即席麺・カップ麺、缶コーヒー、カラオケ、回転寿司、カニカマ、食品サンプルなど、独創的な製品を生み出す土壌があります。 コンビニは文字どおり便利だらけ、私たちの身の回りの何もかもが「至れり尽くせり」なのです。 「おもてなし」という言葉が脚光を浴びましたが、取り立てて言わなくとも、その精神は到るところで見ることができます。 海外でサービスを期待しても不愉快になるだけです。あげくにチップをせがまれるのです。 |