私が過去に試した中で一番ひどいと思うのが、CDを聴いているだけで、「突然」英語が話せるようになるという教材です。
若い頃から相当な時間を費やし、試しましたが、「1ミリも」役に立ちませんでした。
そもそも、冷静になって考えてみれば、自分が理解できない言葉を何万回聴いても絶対に理解できるようにもなりませんし、話せるようになるはずがありません。
私は毎日フィリピンの現地語を聴いておりますが、さっぱり分かりません。
このまま何年も聴き続けても結果は同じでしょう。
英語のように多少は知っている単語もある言語なので、何度も聴いているとその部分だけが印象に残り、分かったような気になっているだけです。
そう、ただの「気のせい」です。
そんなものでリスニングが上達するなら、例えば、何語でもいいのですが、パンジャブ語、ベンガル語、スワヒリ語、アラビア語などを何万回も聞けば分かるようになるはずです。
これらをシャワーのように浴びて話せるようになるというイメージがあなたには湧きますでしょうか?