(2) 発音は最重要課題? それともファッション? その4

かく言う私も、以前はカタカナ英語(和製英語)恐怖症になっていましたが、通じない、通じない、と言われるカタカナ英語をあえて使ってみると、どうしたことでしょう?意外と通じるではないですか。

本やブログを読んで一所懸命に避けようとするよりも、実際に会話の中で試してみればいいんです。

通じなければ次回から使わなければいい、それだけの話です。

逆に、教科書に載っている英語であまり通じないものがあることもあります。

“at a loss”(当惑して)という句は3回試しましたが、イマイチ伝わりませんでした。

発音が悪かったのかと思い、2回目から変えてみましたが、どうもうまく伝わりませんでした。

以降は使わないようにしています。

この例は、使えない語だから気をつけて下さい、と言うつもりで挙げたのではありません。

どのような語も、あなた自身が使ってみて、「使える」、「使えない」を確認し、自分のものにしていくのがいいと思います。

カタカナ英語も含めて、何も気にせず話してみる、そして、伝わらないとか、誤解されていると思ったら、別の表現方法で話す・・・ただそれだけのことではないでしょうか?

無料トライアルレッスンを受講された後で、「講師の発音に訛りがあるので、入会しません」とわざわざメールを下さる方がいます。

こちらはわざわざ反論したりはしませんが、とても残念だなあと思います。

「そこですかあ?」って感じです。

たとえ米国人のアナウンサーを直接雇ってレッスンを受けたとしても、大人の日本人が日本人訛りを払拭できて、ネイティブ発音ができるようなる可能性など、ほとんどないのです。

多くの人が誤解していますが、それが事実なのです。

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