(4) 文法学習は本当に必須なの ? その3

「英会話力」は普通の教師には判定しようと思ってもできません。

テストで点が付けられるのは、文法や語彙などの穴埋め問題や、せいぜい英作文くらいまでのものです。

学校で会話そのもののトレーニングを一切しない。

だから日本人は英会話ができないのです。

例えば、「彼は昨日買い物に出かけた」=”He went out for shopping yesterday.”

というのを、”He do shopping yesterday.” と言ったとしても、100% 間違いなく伝わります。

私たちは、時制を合わさなければならないと学校で習いました。

そして、「過去」と「大過去」を区別しなければならないと。

He told me that he once had been to Tokyo. のような文です。

私も今でこそ、このような言い方にも注意が払えるようになりましたが、ずっと手抜きしていました。

He told me that he once visited Tokyo.

これで十分です。

話す前に、「時制は過去形にしなければ…」、「三人称なので動詞はSをつけなければ…」、「複数だから複数形にしなければ…」、「過去形じゃなくてここは過去分詞を持ってこなければ…」、「仮定法第三文型なのでIf文に過去形、後ろはcould + have + 過去分詞だな…」、「この場合couldn’t とwasn’t be able to のどちらが正しいんだっけ…」と、こんなことを頭の中でグルグル考えているから、即座に反応することができなくなるのです。

試験の場合は、考える時間がありますが、会話の場合は、

「瞬時」に反応

しなければなりません。

すぐに反応することが一番大事で、文法は「その次」です。

難しい完了形や仮定法第三文型なんて使わなくても、大丈夫です。

たいていのケースでは、現在形のみでも充分に伝わります。

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