こちらは、会話そのものに直結するトレーニングではありません。
ただ、表現力を磨くにはもってこいの手法です。
昔から、洋画を見てトレーニングする手法がよく知られています。
ヒアリング力や英語読解力が向上するというのですが、私に言わせれば、
まったくのでたらめ です。
冒頭でも触れましたが、私は百本以上の洋画を見ましたが、何も変わりません。
激しく時間を無駄にしただけです。
話されている英語の10%とか、20%は理解できるので、映像の助けを借りて、なんとなく、分かったような気にはなりますが、英語力がついたかというと、絶対にそんなことはありません。
時間対効果で考えると、こんなに不効率な手法はないと断言できます。
とくに中級以下のレベルだと、ストレスは溜まるし、自分の理解力のなさを再認識してヘコむだけなので、デメリットこそあれ、メリットはまったくありません。
この方法の効果を提唱している人、あるいは効果を体感できる人は、間違いなく他の方法ですでに上位レベルに到達している人です。
つまり、英語特有のリエゾン(リンキング)の仕方やパターンが、ある程度身についている人でないと、いくら視聴したところで、何を言っているのか聞き取れず、理解することができません。
前述のように、たくさん観れば、突然ゲリラがget it out に変化して理解できるという道理がないからです。