このトレーニングの目的は、日本語から英語にするときの「参考情報」を得るためです。
従いまして、これは補助的な方法であって、主たる練習方法ではありません。
これが何に役立つかと申しますと、日本語には英語に訳しにくい表現が数多く存在します。
簡単な例を挙げますと、いただきます、ごちそうさま、いってきます、いってらっしゃい、ただいま、おかえりなさい、ご苦労さまです、お疲れさまです、失礼します、などです。
(ほんの一例ですよ。^^)
実際には、場面によって英訳は変わってくるのです。
※「お疲れさま」はとっても便利な言葉です。同僚間で使うときと、上司が部下に、あるいは部下が上司に使うときでは、同じ「お疲れさま」でも意味が違います。
時と場合によって、英訳を変えなければならないこともあるということです。
また、同様に、「失礼します」を “excuse me”と憶えていたのでは、間違えることになります。
英訳することが難しい日本語特有のさまざまな表現を、実際の場面で、どのように英訳したらいいのかを知る手がかりを教えてくれるのが、この英語Subtitle法です。
ドラマ自体は普通に楽しみながら、まったくストレスを感じることなく進めることができるのです。
ただし、ストーリーそのものに、のめり込み過ぎないように気をつけて下さいね。^^