2020年に2度目の東京オリンピックが開催されることになりました。
初回開催は1964年、まだ戦後19年で、欧米から学び、吸収しなければならないことが多い時代でした。
ですが、二度目の現代は違います。
現時点で国連の分担金は米国に次ぎ2位、ユネスコ分野では1位の拠出金額です。
減少傾向にあるとは言え、ODA拠出額(2013年)も4位とトップグループの中で世界に貢献しています。
過去フィリピンが受けた全援助額の45%は日本からのものです。
医療チームの派遣や難民救助活動、自衛隊の平和維持活動も世界各地で熱く支持され、フィリピンでも、レイテ島台風災害の際にいち早く援助活動を展開したことで、とても感謝されており、日本人だというだけでいまだにお礼を言われることがよくあります。
世界中の人々が日本に注目し、その期待には高いものがあります。
私たちが持てるいい側面や、独自のノウハウ、文化などを、押しつけではなく、調整を図りながら、他の国々にトランスファーしていくことこそが、私たちの役割ではないでしょうか?
私は、そう思うのです。
それが国際貢献であり、ツールとしての英語という共通の言語基盤を学ぶ意義も、そこにあるような気がいたします。