(9) 英文の作成とテキストのレベル

私もそうでしたが、中学校時代から英語の授業を受けており、既にある程度の文法等の知識を持っている状態ですので、初めの頃は、テキストのレベルはとても簡単に感じます。

ところが、いざ発話しようとなると、うまく文章が作れなくって、毎回もどかしくて仕方ない時間を過ごすことになります。

 

授業やテストで英作文の経験もされていると思いますが、会話のスピードとは、反応する時間がまったく異なります。

会話の場合は、「瞬時」に反応しなければならないのです。

ですので、あなたが、いくら英作文が得意であったとしても、言いたいことを瞬時に英文にして、なおかつ、それを口に出すことは、慣れるまでは簡単なことではないのです。

ですので、会話を重視する場合は、テキストのレベルは、少し簡単に感じるくらいのものをオススメします。

難しいものに取り組んでそのまま続けられた場合でも、徐々に力はついてくると思いますが、ストレスを感じるはずです。

通常、テキストのレベルを落とすことでストレス度は減り、自信も出てきます。

 

それでも言いたいことに詰まることが多い場合は、自分でだいたいのリミットの時間を決めておき、経過したなと思ったら、頭の中で別の言い方を探ってみて下さい。

単純な例を言いますと、能動形から受動形に変えてみるとか、主語を変えてみる(Iからitに変えるなど)というようなことです。

言い方を変えるとびっくりするくらい簡単に文が構成できることもよくあります。

 

英語には、born, married, graduated, employed, killed, injured, surprised, satisfied, pleased, exited, interested, shocked, disappointed, embarrassed, irritated, annoyed, bothered, worried など、受動形で使用することが多い動詞も多々ありますので、転換が有効なケースもかなりあります。

 

そして、経験を積むと、最初は切替えのリミットまで数十秒掛かっていたものが、5秒を切るようになってきます。

そうなれば、ほぼ思ったことが伝えられるようになっているはずです。

 

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