【5】 最後に(まとめ) その27

  • 人は優しいし、民度が高く、多少自分を犠牲にしても他人や社会の役に立ちたいという精神がDNAに刷り込まれています。

様々な海外の調査結果からの、ほぼ共通する日本人の評判は、丁寧、礼儀正しい、誠実、他人思い、時間や約束を守ることなどのようです。

一部の例外があり、悪事や暗いニュースが新聞を賑わそうとも、全体から見ると少ない割合で、世界からの評判は、概ね良く見られています。

古来、自分たちの国を「和の国」と称し、自己犠牲をしてでも社会や他人のことを考える優しさや思いやりがDNAレベルで刷り込まれています。

とくに災害など不慮の事態となると、DNAにスイッチが入ります。

震災の際に行儀よく並んでいる写真が世界中で話題を呼びましたが、台風や地震災害があったときには、どこの国でも、略奪や暴動、場合によっては殺人が起こるのは当たり前のことです。阪神の震災のときは、「やーさん」と呼ばれる、できれば関わりたくない人たちや、暴走族のメンバーでさえ、炊き出しに参加していたのを知っています。

戦争はあってはならないことではありますが、先の大戦時に多くの方が、自らの選択で命を犠牲にしたことは事実です。そんなことができるのは日本人だけです。

日本人が職業を選択する際の基準は、一般に、金儲けだけではなく、「自分のスキルや得意なことを通じて、社会に貢献すること」というのが基本ベースとしてあります。

何よりも安心できるのは、例え口約束であっても、基本的に誰でも時間や約束ごとを守ろうとすることです。ビジネスの観点でこんなに楽な環境はありません。外国人相手の商売は、本当に難しいです。

 

 

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